トリのマーク（通称）
「ゆるやかな家、虹が流れる slow-moved house,floating rainbow」
トリのマーク（通称） の１２ヶ月その１
＠下北沢 ザ・スズナリ (2000/2/3-6 5ステージ）
前売り2500（インターネット割引2200） 当日不明
台詞・演出・照明・音響・宣伝美術：山中正哉
舞台美術・衣装プラン：山中正哉、柳澤明子 衣装：丹保あずさ、久保海松子
音響操作：坂本絢[桃唄309] 照明操作：櫻井拓見 制作：柳澤明子ほか
出演：
柳澤明子 ：ぱたぱたした子。目を「カメラ」にして記録してく。
山中正哉 ：鉄道技師。そのちょっと不思議な場所に鉄道を敷く準備中。
出月勝彦 ：近所に住むお兄さん。家を「小屋」と呼ばれると条件反射に怒り。
丹保あずさ：まるで知った顔の旅人。気位が高いの！？。
2000/2/6(日)晴れ 3:05-3:50PM(45) 入口よりから 客席満員(50人)
客層：20才代中心に幅広く。意外と野郎が多いのは出演女優のファン？。
客入れ：劇場長手にそった３列の長く置いたベンチシート。誘導随時。折り込み
パンフ。いつものよう、イラスト付きキャラが分かり易し。終演後に関連話しの
冊子配布もまたいつもどおり。荷物預かり不明（頼めばOK？）。
月毎１年間・連続公演開始。希望者にスタンプカード配布。点数（回数に）応じて
プレゼントがあるらしい。
舞台。前回スズナリ公演同様、劇場空間全体美術。違う使い方を期待ねこは
ちょっと残念。段々の通常客席を丘に見立て、そのまま舞台後方まで白布で
道なり。一端は山のように立ち上がり。「丘」の上方には小さな空き屋模型。
お話。とある田舎町に鉄道技師。どうも鉄道用地の調査のよう。地元の人に
会おうとするも、うーん。話を始める前に出会えない。隠れているらしいのだ。
なにげにしていると、向こうから出てくるらしい。気を取り直して、土地風景を
スケッチ。目の前のものしか描かないとありのままに！？、動いている？？家
とか。そうだよ動いてると、目をカメラに見立てる少女は当然だよと、あっけら
かん。
そこはか浮いた心地よさ、をきっちりいつものやり方で。近づくと消える町と人。
蜃気楼なモチーフはお得意なもの。泡沫の世界を見せないやり方で見せ、劇場
空間外まで伺わせてく。少女の「カメラ」、鉄道技師の「スケッチ」とか、客の
目からみて入れ子のような構図も面白し。ヒーリング系音楽と穏やかな明かりの
緩やかな空間。寝不足ねこは半睡、うつらつらと心地よし。
次回公演は3/5。グローブ座そのものを「劇場」モチーフにするお話。楽しみ。
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