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 超歌劇団 第16回公演「恐怖の花咲じじい」

 @静岡 生活文化実験室(2001/4/28-30 3ステージ)
 JR静岡駅からバス20分弱 千代田小学校前下車、徒歩1,2分
 (詳細は、劇団HP稽古場案内 参照。5分おき位に便あり)
 全自由 前売り1000円 当日1200円 割引制度あり(当日券のみ)
 
 当日券 割引制度 割引金額
 植木屋500円 中高生700円 小学生1200円 花咲かじじい1200円
 うなぎ屋400円 花屋400円 ちょんまげの人1000円 しゅりんぷ1200円
 県外700円 芝居を見に来ない人-2000円 ルミちゃん-2000円
 
 作・演出・舞台装置・映像・チケット・パンフレット:うるけん一郎太
 舞台監督:?(いないのかな) 照明:飯田 香 音響:K・ちゃっぷ
 衣装:K・ちゃっぷ、馬走POM、くるっぱぴっこ 道具:味の素あーや
 メイク:鵜飼知実 宣伝:DM=馬走POM,笹木良子 チラシ=馬走POM
 折込=魚人ごろー HP=杉山冨美子 チケット=鵜飼知実
 制作:笹木良子
 出演:
 魚人ごろー  :徳川家康
 飯田 香   :尾上一刀斎
 味の素あーや :ぽち
 うるけん一郎太:妻
 鰻屋喜平治  :夫
 鵜飼知実   :弁士
 
 2001/4/28(土)晴れ 7:00-7:50PM(50) 上手前方より 客席9割(60人)
 客層:20才代中心。お友達な二人連れ、結構数。全体のりがよくて○。
 客入れ:受付、会場は開演30分前から。当日券は種々割引制度あり。
 ゆったりと埋まる客席は全桟敷。中央花道の左右に「布団」が敷き詰められ、
 ゆるい段つき。妙に居心地よし。場内誘導、荷物預かりはとくになし。
 スクリーンが下手前方にあり、後方か下手前方が見やすくて○。
 
 開演10分前から、うるけんさんから諸注意と参加のお願い、稽古あり。
 布団から出ると轢かれる、とか危険個所(笑)の説明。客参加は3パターン、
 今回はお客の負担を少なめにしたとか。次回(すごい設定、タイトル)は
 こんなものではないと、期待を抱かせる予告も。折込パンフ。静岡地元版に
 京都遠征版を併録。京都版はちょっと狙いすぎ。
 終演後、プレゼントあり。結構よさげな劇団名入りTシャツ。ねこもらい。
 ありがとうございました。
 
 念願の静岡地元公演、見られて嬉しいねこ。初日な今回は、えんぺお勧め人3人
 @県外も観劇と酔狂なことで。
 
 舞台。素舞台。黒幕中央にスリット出口。黒幕を開けると黒幕役登場とか、そんな
 感じで。

 お話。財宝を掘りだしたばかりに幕府に没収、愛犬ぽち拉致。怒りに燃える、村人
 夫婦は復讐を誓うのだった。二人の苦しい修行の間、幕府将軍家康は確固たる基盤
 を築いていた。黒幕な邪神に支えられて。10年後。花咲じじいと化し、江戸の町の
 評判をとった夫婦は、将軍お目通りに成功。ついに復讐の時。将軍の片腕、一刀斎との
 死闘?も忍術・ジャスティス(人を操る術、観客全員うぉーうぉーと吼えて参加。一刀斎に
 切られたら軽く演技するお約束もあり)で打破。家康との一気打ち、つうか夫婦だから2対1
 だけど。 勝ち、でも実は影武者だったので、家康復活再登場。(実質、闘ってないけど)
 二人の強さ故か逃走する家康、追う夫。人馬一体の激しい追走(馬の首がとれましたけど)。
 
 到着した場所、そこに家康の罠。邪神=ぽち登場。犬が立って喋ってると驚く夫婦。
 そんな時代がきたのさ!!とかつての愛犬の激白。おれは、犬であることに嫌気が
 さしちまったのさぁ。金のなんだか銅のなんだか、どっちを沼に落とした?に欲望
 のまま、金と答えた正直者のおれ。褒美の妖力のおかげでここまできた。家康は
 恩知らずにも、ぽちを背後から切り捨て。時間差でやっと死ぬぽち。夫婦の怒り
 百万倍。ゆるさない、家康。名刀の力を借りた奥さんと家康の激闘。忍術・千手観音の
 怒り(だっけ?。観客全員で配布された手裏剣@段ボールを家康に投げつける)
 妻勝ち。強さ、それは優しさなのだ。殺しはしない、と家康は夫婦に終生操作され、
 政を行うことに。これは決して明かされることはない、闇の歴史なのだ。
 
 と書ききれない書いてもしょうがない、熱血とほほ演技が破天荒な物語に続出。
 テンション高く、浸りきりにして、無自覚に外す様に愛情感じるねこ。途中挿入
 される修行映像のご近所?ぶりも笑い。参加形演劇にお客の乗りもよくて、もう
 桃源郷。楽しく仕方ないねこ。  流山児★事務所ゾンビな夜」のトークで山崎哲
 @旧転位21が、ばからしい演技、芝居がしたいし好き、演劇の力がそこにある
 とか発言。ぜひ、超歌劇団を見てほしいと思ったねこ。それでも今回はこじんまり
 印象。次回に期待いや増し。

 役者。味の素あーや。仁王立ちで言い放つ犬ぶり◎。うるけん一郎太。女形?も
 また味わい。以前より潤色入って、成長。鰻屋喜平治。馬の首がとれても、動ぜず
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