＠伊丹 アイホール(2014/02/06-10 8ステージ)
http://www.aihall.com/
全自由 前売一般3000円 学生2000円 当日一般3300円 学生2300円
ペア券5000円
作・演出：深津篤史 ウィリアム・シェイクスピア「タイタス・アンドロニカス」
よりオリジナル台本 舞台美術：池田ともゆき、堀容子 照明効果：西岡奈美
音響効果：大西博樹 舞台監督：谷本誠（CQ） 演出補佐：筒井潤（dracom）
演出助手：森本洋史 歌唱指導：荒畑佐千子 劇中歌作曲：桜木かをり
劇中歌編曲：児島塁（Quantum Leap*） 映像製作：サカイヒロト
衣裳：はたもとようこ イラスト：山田賢一
写真：白澤英司 企画制作：尾崎雅久 主催：桃園会 提携：AI・HALL
タイタスプロジェクト2001 桃園会第46回公演 2001/9/29-10/8 2014/02/06-10 7ステージ 8ステージ 京都大学西部講堂前 アイホール 特設野外大劇場 演出：キタモトマサヤ 深津篤史 上演時間1時間55分 ← ・鈴木家 鈴木学（父）：ヒデユキ・スコブルスキー・ヒラオカ 村尾オサム[遊劇体] 鈴木里美（その後妻）：江口恵美 寺本多得子(大熊ねこ[遊劇体]) 鈴木賢一（長男） ：坂本正美 加藤智之DanieLonely] 鈴木賢治（次男） ：今井康平 濱本直樹DanieLonely] 鈴木雄三（叔父・学の弟）：工藤恭造 橋本健司 有末（ピザ配達人） ：亀岡寿行 丸山英彦[デス電所]
・佐藤家 佐藤かな（母） ：尾崎左知 はたもとようこ・速水佳苗・岡村淳平＊ 佐藤和子（長女） ：千代貴子 平井佐智子＊ 佐藤ひとみ（次女） ：加納亮子 こやまあい[遊劇体](森川万里) 佐藤広子（三女） ：けんもつあらた 安田明日香[劇団舞台処女]＊ 長谷部忠（広子の家庭教師）：橋本健司 − ・中村家 中村信一（長男） ：陽州大 長谷川一馬 中村卓（次男） ：小坂浩之 小池裕之[空晴] 中村泰子（長女） ：荒木千童 原綾華 渡辺（在宅看護員） ：山本つづみ 横田江美[A級MissingLink]
・山田家 山田綾（長女） ：小寺有紀 朝日山裕子[雲の劇団雨蛙]＊ ・田中家 本上春子（害虫駆除業者）：石本径代 阪田愛子 本上夏子（妹、同業）：大熊ねこ 夏男：村山裕希[dracom]
・山本家 山本浩（夫、引っ越し中）：長谷川一馬 幸野影狼 山本裕子（妻） ：やましたとみよ 中村京子 小島千景（浩の妹） ：菱川裕子 米津知実＊ タイタス(将軍) ：藤野節子 はたもとようこ ラヴィニア （娘） ：鷲尾裕子 朝日山裕子[雲の劇団雨蛙]＊ リューシアス（息子）：足腰 中村京子 マーカス （弟） ：涅鵺子 速水佳苗 タモーラ（ローマ皇后）：辻本佳史 岡村淳平＊ カイロン（タモーラの息子）：熊崎さくら 加藤智之[DanieLonely] アーロン（タモーラの愛人）：花寉 神藤恭平[DanieLonely] ディミートリアス（タモーラの息子） ：児島愛 濱本直樹[DanieLonely] サターナイアス（ローマ皇帝） ：川井直美 中元志保 乳母 ：井本秀一 中元志保
強盗１：芝本大吾 強盗２：天羽千夜子 強盗３：森田秀和 強盗４：内田裕子 強盗団：ー はたもとようこ、速水佳苗、岡村淳平＊、 橋本健司、中元志保、神藤恭平DanieLonely] 中村京子、米津知実＊ 巡査１：三輪圭介 巡査２：溝口直幸 巡査３：上遠裕香 巡査４：竹田飛鳥 巡査５：城島里実 救護班２：坂本正美 救護班３：山下真季 救護班４：長谷川一馬 救護班５：井本秀一 救護班７：藤原晴子 救護班６：志茂奈津子 救護班８：光本通子 救護班 ：− 岡村淳平＊、安田明日香[劇団舞台処女]＊、 朝日山裕子[雲の劇団雨蛙]＊、中元志保、 小池裕之[空晴]、横田江美[A級MissingLink]、 幸野影狼、米津知実＊ アナウンサー：塚本修 横田江美[A級MissingLink] 男１：安野公子 男２：山下真季 男３：藤原晴子
2014/02/08(土)曇 7:04−9:00PM(1'55)中段中央 客席ほぼ満員(130人?)
客層：20-30才代と中年層。女性過半数。
客入れ：受付開場10分前。開場時20人ほど。横長 椅子7列。折り込みチラシそれなり
パンフ A5 6ページ。相関図A4 1枚。次回公演。6/25-29「覚めている間は夢を見ない」
＠ウィングフィールド 新作を含む短編3本立て。物販。上演台本1000円。
カーテンコール1回1分。
2001年初演の野外劇再演。
舞台。モノトーンの削がれた抽象装置。方形の島舞台４だっけ？×２が整然。
正面に大スクリーン。
お話、物語感想は初演レポート参照と、必要十分につき省略ねこ。
誤読と脚色が色濃いキタモト演出から、ぐっと淡色というか地味な絵柄。
夢見るように追想の断片がザッピングしつつ重層。個人、ご近所、行きずりの破壊の
衝動、喜悦とそれへの恐れが、観る者の記憶（災禍、歴史戦争）へ滲み、重なり、
染まるよう。ゾクゾクとまたやるせなく見つめるねこ。総じて痛ましい群の中、
軟弱な橋本さんの身体がなんだか面白く、オアシスと見えるねこ。
アフタートーク 9:07-9:30PM(23)6，7割居残り
小堀純、キタモトマサヤ、大熊ねこ、深津篤史
小堀さんから大熊さん紹介。ズッグな靴がパンダで、出身と育った土地がと、笑いを
誘い。
小堀 2001年初演。遊劇体のキタモト君が演出。名物プロデューサーの遠藤寿美子
さんが企画。ダムタイプの海外進出、Ｍ.Ｏ.Ｐ、８：３０、ＭＯＮＯは、
私が育てたといっていた、ゴッドマザー。海外で目立とうと、髪が緑色。
キタモト 旗揚げ公演をみたといっていた。つきあいはない。深津さんはつきあいが
あった。
深津 大学の四回生の時、アートシアター普門館でバイト、遅刻が多くて首に
なった。その後舞台をみてくれて声をかけてくれたけど、クビのことは忘れていた。
小堀 ともかく、大絶賛か罵倒するかどっちか。
キタモト ほめられたことしか覚えてない。それは演出的なもので。初演は45、6人
、それでも一人二役をやっていた。大熊さんは23才で大学をでたばかり。
深津 2001年に同時多発テロ。丁度仕込み中で変に芝居にかぶって嫌だった。
キタモト 客席から舞台が遠いので、ともかく一体になりたかった。戯曲との格闘が
大変だった。残されたメイキングビデオでまだ太っていなかったキタモトさんが
役者より目立っていた話。
小堀 以前トークで遠藤さんのあることないことの噂。先の戦争とは、応仁の乱で
ある、安倍晴明とつきあいがあるとか。それがまとこしやかな人だった。
深津 身障者なのを逆手にとってどこでも車を停める。飲酒、よそ見運転も。
小堀 造形大学で講義すると、1、2回は遠藤さんのことを話す。学生が遠藤さんの
論文を書いたが、そこでまずスタッフから酒をついでいたというエピソードが
あげていた。
キタモト 遠藤さんは理不尽なことを押しつけるが、説明すると納得した。わかって
くれるヤクザだった。
小堀 生粋の京都人だけど、そういは見えない。でも趣味はよかった、品もよくて。
キタモト 車をもらうことになっていたが、亡くなられてかなわず。あの車は
遠藤さんしか運転できないだろう、いやキタモトさんは魔界に通じているから
できる話。
キタモト 西武講堂の前は今でも芝居に使えるが、広くはできないので、借景が
できない。
キタモト（感想）懐かしくてジーンとした。音楽が同じでホロリとした。初演で
初舞台の人が同じ役ででていた（橋本）、思わず笑ってしまった。何人かでていて
考え深い。
小堀 歌が入る芝居はすぐスイッチが入る、思い出す。
大熊 13年を経て出演できるのがありがたい。2000年の制作ミーティングで初めて
遠藤さんとあった。自分は知らなかったが、遠藤さんが関わったアトリエ劇研
（前身 アートシアター普門館）のスタッフをしているのも縁だと感じる。
春に30周年の記念誌が出版される話。
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