＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター（2022/07/14-17 4ステージ)
全指定S席（1・2階席） 5000円 当日5500円 A席（3階席）4000円 当日4500円
友の会会員割引 S席4700円 せたがやアーツカード会員割引S席4800円
「おわり」「はじまり」セット券（S席のみ)9400円
振鋳・演出・美術：麿赤兒 作曲：土井啓輔、ジェフ・ミルズ
写真・題字：荒木経惟 図匠：祖父江 慎 衣裳：堂本教子 美術：大津英輔
鍛冶屋：本田浄人 舞台監督：中原和彦 照明：岩村原太 音響：久保勇介
映像：コンスタン・ヴァアザン 制作：金能弘 プロデューサー：新船洋子
主催：キャメルアーツ株式会社
提携：公益財団法人せたがや文化財団／世田谷パブリックシアター
後援：世田谷区
出演：麿赤兒、村松卓矢、田村一行、松田篤史、小田直哉、坂詰健太、荒井啓汰、
阿蘇尊、高桑晶子、鉾久奈緒美、藤本梓、梁鐘譽、伊藤おらん、齋門由奈、
谷口舞、谷口美咲子、石井エリカ、
ゲスト：塩谷智司、阿目虎南
おわり 場面表題
1.おわりを待ちながら 歌：田村瑠音 音楽：ジェフ・ミルズ
2.ミルコメダ 音楽：ジェフ・ミルズ
3.溶ける熱 音楽：土居啓輔
4.急激収縮 音楽：土居啓輔、ジェフ・ミルズ
5.真空崩壊 音楽：ジェフ・ミルズ
6.ビッグバウンス 音楽：土居啓輔
7.ファントム膨張 音楽：土居啓輔
8.フィナーレ 音楽：松田篤史
はじまリ 場面表題 7/21-24
1.未来が叫ぶ 音楽：土居啓輔
2.困ったエントロピー 音楽：土居啓輔
3.まとわり重力 音楽：ジェフ・ミルズ
4.はじまりの凝縮 音楽：土居啓輔
5.ダークやブラック入り交じり 音楽：土居啓輔
6.ボルツマン脳遊び 音楽：土居啓輔
ﾌ･世話焼き３態 音楽：ジェフ・ミルズ
8.宇宙再生 音楽：ジェフ・ミルズ
9.フィナーレ 音楽：松田篤史、土居啓輔
2022/07/14（木）曇 7:35-8:50PM（1'10）1F最前方より 客席7割（300人？）
客層：大人客席、中高年多め。男女半々。
客入れ：感染対策。手指消毒、検温、セルフもぎり。会話は控えてのアナウンス、
プラカード提示を繰り返すも、意に介さない人達が結構数あり、困ったものなり。
劇場ロビーで歴代ポスター展。最前F列。当日パンフ A4雑誌体裁。物販。Tシャツ等。
カーテンコール演出込みで3回。麿さんのソロダンスも見られたし、嬉しいところ。
「ダークマター」に続く、宇宙三部作とか。今回前後半公演で一挙完結。
舞台。中央奥にシーソー、上手にムーディーな枝振りのほぼ枯れた立木、下手に
メタリックな管巻き塊なオブジェ。
構成。戯れる少女らの傍らで行を行う者達。ひもで引き合う、ひもで取り囲まれる。
流れる星雲、いくつかの銀河・貴婦人と従者の輪舞。仙人2人で儀式めき。破滅と
再生の繰り返し。ダークマター!？・麿の現れ、中心にしたあれこれ。またも紐で
ひかれあい。鮮やかなビジネスマン・ウーマン・ホモサピエンス達の現れと黄昏。
麿さんがみた宇宙創生と破滅、（たぶん）科学理論の擬人化がなんだかわからない
けど、とても面白い。ダークマター公演で感じたＥテレ並の自由な創意は、
よりポップでアバンギャルドなビジュアルと、落とし込まれた肉体群で表され、
嬉しい悲鳴な圧倒感あり。夢でまた見たいなあ、バッドでない方向で是非。
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