＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2009/11/5-8 7ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
全自由 予約 一般3000円 学生2000円 高校生以下500円 当日 一般3300円
学生2300円 高校生以下800円
＠青森 アトリエ・グリーンパーク 10/17-22 6ステージ
作・演出：畑澤聖悟
照明：浅沼昌弘 音響：藤平美保子 舞台美術：山下昇平 装置：渡辺源四郎商店
舞台監督：三上晴佳 プロデュース：佐藤誠 ドラマターグ：工藤千夏
企画制作：渡辺源四郎商店 主催：渡辺源四郎商店
提携：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成：芸術文化振興基金、財団法人アサヒビール芸術文化財団
初演 再演 弘前劇場 こまばアゴラ劇場 ← 2003/8/2-3 2009/11/5-8 3ステージ 7ステージ スタジオ・デネガ アトリエ・グリーンパーク 7/19-21 10/17-22 4ステージ 6ステージ 前売3500円 3000円 1時間26分 1時間24分 作・演出：畑澤聖悟 ← 舞台美術：三浦孝治 山下昇平 石橋彩子 出演： ・石澤家の人々 石澤良平(64 一家の主) ：長谷川等 石澤富平(80)：宮越昭司 石澤和也(24 長男・専業主夫) ：山田竜大 同(35)：←山田百次 福山万次郎(45 娘婿・サラリーマン)：福士賢治 同(56)：田中耕一[劇団雪の会] 福山亨(20 万次郎長男・大学生) ：高坂明生 同(22)：← 工藤良平（Wキャスト） ・その他の人々 浜田長助(34 甥。タウン誌記者) ：永井浩仁 同(36)：吉田唯 穴吹常明(40 僧侶) ：畑澤聖悟 同(65)：牧野慶一[劇団雪の会] 川崎千鶴子(23 和也恋人) ：青海衣央里 同(27)：柿崎彩香 笹原めぐみ(? 自称家政婦) ：森内美由紀 同 ：工藤由佳子
2009/11/6(金)晴 7:31-8:57PM(1'24)中段中央 客席超満員(65人)
客層：大人客席、中年層半数？。男性過半数。
客入れ：ひな壇に椅子席5列、開場時で20人ほど。空席誘導随時。折り込みチラシ
それなり。パンフ A4 3ページ。挨拶、配役、スタッフ、出演者プロフィール、
予定。次回公演。12/23-26「みなぎる血潮はらっせらー」＠青森 2月＠香川。
次々回 4月＠青森 5月＠スズナリ。 物販。台本 A4 1000円。ほか過去公演
写真集など。
某国民的アニメの設定をモチーフにした弘前劇場時代の作品を、キャストを入れ替え
て再演。
舞台。上手半分円形の茶の間。ちゃぶ台、8畳、縁側は同心円。調度は初演と一緒で
簡素なスケッチ書き割り。完成ならないつくりもの感醸し。壁内に台所、後方階段
から2階、下手奥に玄関通路、手前渡り通路〜母屋設定。
お話。主婦を亡くし、妹は家を離れて、男所帯の家族。見かねた甥っ子が主夫となり
家事を取り仕切るが、覇気のない彼らに空回り気味。憩いのねこ・たまは数日前から
消息不明で生死が危ぶまれる始末。そんなところにお試し家政婦が来訪。これが主婦
生き写し、一転賑わう男どもだったが。
優しい怪談に再びほっこりするねこ。優しくはあっても甘くはない、大人テイストが
まあ沁みるおでんに好感。奇想はあってもそこに凝らず、案配よく物語る作劇の巧さ
が今回も光り。気持ちのよい観劇となり。いつもながら都下の役者では感じることが
少ない、芯から活性化された演技が魅力的。技術じゃないよ、心意気だよな、楽しく
沁みる芝居を、ニコニコと堪能するねこ。最年長・宮越昭司さんの剽悍さと滋味。
工藤由佳子さんは不可思議さを負いつ、率直な情愛をみせて、魅力的。次回が
楽しみねこ。
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