重厚な装いの劇場 中には金の不思議像。 駅からの道すがら、船に似たＳＣ。
ＳＣ近くの正しい洋食屋雰囲気のグリル・ミヤコ。大盛・卵スープとデミコーヒー付きの
スペシャルＡ（1890円）。デミグラバーグ旨、エビフラでか、タルタル旨。
＠大阪港区 世界館(2007/5/17-20 5ステージ)
http://www.andaman-p.com/sekaikan01.html
全指定 前売2800円 当日3000円 学生2000円（当日券及び予約のみ／要証明書）
作・演出：久保田浩 舞台監督：永易健介 音響：Alain Nouveau 照明：池田哲朗
宣伝美術：水口美佳 演出助手：斎藤明子 制作：峯素子、宮崎由美
大阪市助成公演
出演：
久保田浩 ：佐藤（イベント会社佐藤企画社長）
西田政彦 ：筒井（同社員）
谷省吾 ：石黒（同社員） [いるかＨｏｔｅｌl]
阿久津勝哉：金成？（同社員）
まついきよし：？（同社員）
石井正幾 ：鈴木（同社員）
魔瑠 ：タビコ（佐藤企画事務員）
バカボン ：チェ・ジウ（佐藤企画事務員）
奥田貴政（ego-rock）：篠宮（派遣社員)
小川十紀子 ：荒川（警視庁職員）
森岩宏文 ：花岡（生転換業者）
秋枝瑠衣 ：中島（佐藤企画に興味をもつ子供）、生転換業者
谷藤リョーコ：？（記者）、生転換業者
峯素子 ：？（記者）、生転換業者
正田佳那 ：？（女子高生）、生転換業者
神山エミカ ：？（女子高生）、生転換業者
優子（観客） ：優子（筒井の恋人）
2007/5/19(土)晴 7:07-9:11PM(2'00) 最前方より 客席8割(110？人)
客層：30代中心？の老若男女。女性過半数。お友達連れ多め。
客入れ：駅から高架下を北上、10数分。店舗、コンビニもないのでやや不安な
道筋。運河前のどん詰まりに倉庫改装の劇場。ロビーに椅子結構。コンビニがない
のでとパン(100円)を販売。奥があるHEP HALLサイズの劇場。平床に椅子3列、
雛壇に9列で見易く。冷房効きすぎでやや寒め。荷物預かりなし。折り込みチラシ
それなり。折り込みパンフ 通信紙ズビズバ A4 4ページ。前回の粗筋に見開き
2ページ。以前の壁新聞な持ち寄り記事なし。「公演期間 tokyo なし」を含めて
寂しいところ。次回公演。今冬予定。本腰をいれて活動再開かしら。
物販。Tシャツ1500円 てぬぐい DVD。 開演前に、うべんさんから諸注意と個人
的な20周年記念パフォーマンス(危険)あり。ちなみ物販もうべんさん。 カーテン
コール2回4分。客先から熱心な拍手あり。
2年ぶり大阪のみの本公演。遊気舎、まだあったのかいなと忘れられた存在の声も
あるけどと、久保田さん。冬公演もあるし、再起に期待したいねこ。
舞台。きれいな新劇場。OSK日本歌劇団のホームグランドなんで、舞台前の大階段や
額縁に電飾たくさん。まあ派手やかなこと。正面奥の壁に幾何学模様を描く、収納箱
なオブジェ。
お話。災禍をもたらすかもしれない装置・天才君を巡る攻防から2年。名を変えて
市井にとけ込む彼ら。便利家業ていうか世の小さな善行に施す、地球防衛稼業に
励んでいる。そんなある日、極秘の天才君のことをなぜか知る派遣男や警視庁の
女性職員が現れる。天才君は無事なのか、彼らはなにものなのか、彼らの中に緊張が
走ったりそうでもなかったり。
日常の悪と正義を描いて、久保田氏の憤りと願いが浮かぶ続編。小さな善行を重ねる
地球防衛軍と、理不尽な犯罪から行き場ない復讐の念に駆られる青年が登場。なぞ
めく青年と天才君を巡るミステリーとして牽引、素顔のヒーローと悪人の人情話と
して着地する。変身や秘密兵器なうわべではない、正義の味方の心根に共感する
久保田氏の温かみが感じ取れ、ええ感じ。時代によらない「俺時代」の生き方に
今の心境も伺え。
と、ハートウォーム顔だけど、そこは遊気舎、面白く賑やかに彩り。物語に無関係の
小ねたや肩すかし、上演舞台に素でちゃちゃ入れたり。やたら客席から出捌けして、
得意技の客いじり。客席で話しかけ、舞台にあげて巻き込み、放置プレイ。一度に
とどまらず、何度とやりこむのはさすが。谷さんの偽リーも懐かしく、うれしい
ところ。役者集団としておもしろさは健在、忘れたりしちゃいかんと思うねこ。
重厚な装いの劇場 中には金の不思議像。 駅からの道すがら、船に似たＳＣ。
ＳＣ近くの正しい洋食屋雰囲気のグリル・ミヤコ。大盛・卵スープとデミコーヒー付きの
スペシャルＡ（1890円）。デミグラバーグ旨、エビフラでか、タルタル旨。
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