HIGHLEG JESUS 真夏の昇天シリーズ「食べ残しは許さないんだからしてっ！」
ベターなジーザス「別冊オトメチック ルネッサンス〜オー・マイ・ジーザス〜」
＠下北沢 しもきた空間リバティ(2002/8/22-26 7ステージ)
http://www.liberty-feel.co.jp
全自由（整理番号付）前売2800円 当日3000円
作・演出：西島明［ベターポーヅ］ 振付：永谷亜紀 舞台美術・小道具：東大路道恵
舞台監督：小野兄弟 音響：荒木まや 照明：奥田賢太 衣装：キタサコ製作所
チラシデザイン：利宮マサヨシ チラシイラスト：岸潤一郎
主催・製作：HIGHLEG TOWER
出演：
［ベターポーヅ］
渡辺道子 ：新田（篠田に執着愛）
猿飛佐助 ：篠田三郎（教師）
加藤直美 ：相良
松浦和香子：くささ（おしぼり工場の女工から家政婦に成り上がり）
西島明 ：んっん少女（マチコお嬢様の影武者、座敷牢住まいだった）
［HIGHLEG JESUS］
今奈良孝行：塚本（相良の弟、なぜか名字が違う）
中坪由起子：臑内（おしぼり工場の女工、篠田の女友達）
伊藤 海 ：なんだっけ（おしぼり工場の女工）
及川未生来：諸岡（おしぼり工場の女工、脅すのが好き）
2002/8/24(土)曇り 2:35-3:50PM(1'15) 最前列より 客席満員(90人)
客層：20歳代中心、女性過半数。5人に一人はお友達役者？。
客入れ：受付３Ｆ、会場４Ｆ。あらかじめ少数ずつ４Ｆに呼んで待機、都度入場。
階段が狭いための配慮（10番ずつ番号掲示あれど、むやみな整列はなし。）
番号により呼び出し時間を教えてくれて親切。高低差がある全ベンチシート。
背もたれがあるので、ほとんど平戸床な最前列も意外と楽。空席には随時誘導あり。
ベタポファンには既知のように、最前列は美味しいサービスあり。ＨＪのように危険
なことはなし。折り込みパンフ。Ａ５ 4ページ。挨拶、簡単なデータ掲載。
次回公演。ベタポ 1月に新作。ＨＪ 12月にクラブ公演。物販。ビデオ、Ｔシャツ
ほか販売。
ハイレグ解散、お別れ夏祭り公演は接点がなかった劇団とのコラボレーション。
宇宙レコード、伊藤千枝ほか振付＋エッヘ、動物電気、と今回ベターポーヅ。
舞台。正面と上手壁にティッシュの白バラ一面（オトメチック ルネッサンス('98）
と同じ美術）
お話。篠田は相変わらず、恋する勘違い乙女・新田ちゃんにつきまとわられ。
おしぼり工場の女工・臑内くんがなんか相談相手。相良はお屋敷下足番の弟・塚本を
音楽で身を立たせてあげたくて、資金稼ぎの冷凍靴下売り、売れやしないが。塚本は
篠田と接近中、乗馬とかちょっと危険。家政婦のくささは、おしぼり工場をやめて
成り上がり、マチコさんに仕える身。そんな彼らを脅したがっている諸岡とか、
こまったちゃんにも事欠かず。別ルネ「接吻は愛の速記術」をベースにリミックス。
「甘い芝居のふり」テイストはそのまま、スパイシーな隠し味。ハイレグから人形顔
と猿顔の俳優をチョイスして見た目共通。無香性から麝香な香りへと、ちょっとワイ
ルドさを加味。それも意味なく浮遊させてベタポ世界に取り込みつ、ちょっと違う感
があって面白いねこ。すっとこどっこいな行状に、いつもながら愛情。椅子取り女
（頭に椅子をのせて、倒立したようにスカートを巻き上げている、とったりと連呼
する。渡辺さん演ず）の一部始終とか。
役者。今奈良さん。白痴な笑い顔○。中坪さん。目鼻ぱっちり、お人形みたい。喋る
とギャグキャラになって愛らしい。ベタポ陣相変わらず。松浦さんのぱたぱたした
様、舌足らずな物言いは、いつもながらかわいらしい。
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