＠渋谷 PARCO劇場(2012/7/26-8/4 14ステージ)
http://www.parco-play.com/web/page/
全指定 土日6500円 平日6000円 U-25チケット5000円
＠名古屋・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール 8/27 1ステージ
＠大阪・森ノ宮ピロティホール 8/29 1ステージ
作・演出 中屋敷法仁[柿喰う客] 音楽：佐藤こうじ 美術：原田愛
照明：高見和義 音響：高橋克司 衣裳：高木阿友子 ヘアメイク：田中順子
演出助手：棚瀬巧 宣伝写真：引地信彦 宣伝デザイン：山下浩介
宣伝：吉田プロモーション 製作：山崎浩一
制作：祖父江友秀、斎藤努、山家かおり 製作：（株）パルコ
企画制作：パルコ、ゴーチ・ブラザーズ、ミーアンドハーコーポレーション
出演：
最強の1期生
柄本時生 ：御器（ゴキ 部長)
遠藤要 ：佐反町（サソリマチ キャプテン）
畑中しんじろう：白峰（シラミネ）
入野自由 ：比留（ヒル）
玉置玲央[柿喰う客] ：蔵毛（クラゲ マネージャー）
波乱の二期生
間宮祥太朗：野宮（ノミヤ）
板橋駿谷[ロロ] ：蒲郡（ガマゴオリ）
孔大維 ：葉枝（ハエダ）
磯村洋祐 ：氏川（ウジガワ 葉枝から離れない）
松田凌 ：真今井（マイマイ 新米マネージャー）
驚愕の三期生
森崎ウィン：羽生（ハブ)
稲葉友 ：香森（コウモリ）
永島敬三[柿喰う客] ：九門（クモン）
遠山悠介 ：宇津保（ウツボ 全日本選抜）
＞ 初演キャスト(柿喰う客 第16回公演 2010/5)
2012/08/01(水)晴 7:06-8:58PM(1'50)前方中央 客席9割(400人)
客層：20歳代中心に女性8割。おじさんちらほら。
客入れ：チラシ厚め、パンフなし。物販。パンフ B5 オールカラー 34ページ。
対談たっぷり収録。ポスター500円。カーテンコール2回1分。
王子小劇場初演作を、男女反転版にてPARCO劇場で再演。素敵に成り上がり。
舞台。初演同様の猿山アスレチック装置。灰色階段の集合体。天辺に掲揚塔で学校
屋上の摸し。
お話。高校サッカー部の尖った面々が団結し、いかにして勝ち進んでいくかまでの
紆余曲折。を、サッカーに直接関係ある描写は一切抜き、人間関係一本で描いていく。
友情と性愛に揺れる男子達、それを糧とするスポーツ修業と、キテレツな初演の設定
はそのまま。そのうれし恥ずかしい男子可愛さとエグミがなんとも案配良く、微笑み
を誘い。交わす会話のリズムも心地好く、ホモかＢＬかときわものなのに嫌味を感じ
させず、かっちり物語として魅せちゃう不思議。日常非日常なところへ連れて行って
くれる演劇なお楽しみあり。地味な役者は一人もおらず、そんなキャラの柄本時生に
しても存在感ありありで、粒ぞろいで素敵。
アフタートーク 9:04-9:27PM(23) 6割ほど居残り
森崎ウィン、永島敬三、中屋敷法仁
以下記憶を抜粋書き、不正確なことは言うに及ばず。
ウィン （オーディション)台本をもってモチベーションを高めていったのに、
いきなりハウスで踊れと。意味がわかんない。中屋敷さんも1時間一緒に踊り
続けていた。後で当人としってビックリした。
中屋敷 男の座組で魅力をみつかたかった。女優だと負けられないとわーとなるが、
男だと中だるみというか、舐めてくる。舐められたくないので、最初でビビらせた
かった。ウィン君は一番優秀、剥き出し感があってよかった。大抵の人は踊って
いる内に不安になるが、ウィン君は上がりっぱなしで、踊っていて楽しかった。
楽屋でもいつも一緒に踊っているとか。みんなの体を開放したい。飛び込む勇気を
もってほしい、卑猥な会話はだいぶ抑えている、永島へはエンタメにしてといって
いる。役は決めずに、ワークショップで決めていく。
中屋敷 永島はまともじゃない、ハートが強すぎる。
永島 ずっと踊っている、客席の反応がないとずっと踊ってしまう。
ウィン (目がキラキラしてる。やりたい役はないか）キャプテンをやりたい、
真っ直ぐなやつ。
中屋敷 真っ直ぐなので、演出はスカしたい。九門のみでやるとか。性欲無視出しの
キャラは合うと思う。比留をみんなやりたいという。興味があるのだろう。
ウィンと敬三は稽古場でできるのでみんなに虐められる。整いすぎてるからだろう。
中屋敷 俳優の質問は受け付けない、興味を持って話したくはない。
ウィン 自分は中屋敷さんに興味がある。体で表現するので早く伝わる。
巧くいかないと凄く怒る。
中屋敷 それも俳優が好きで演出しているので、やって欲しいという気持ちが
高まりすぎて怒ってしまう。
永島（女なら付き合いたい男）野宮（中屋敷 絶対ダメ。完成されてるからすぐ
捨てられる）
ウィン 香森（中屋敷 俺は無理）稽古場でいろいろ気遣ってくれる。
中屋敷 若手が稲葉友語録をつくっている。イケメンだとぽろっと言葉がでちゃうよね。
中屋敷 いい話しをします。自分は俳優主義。俳優は僕を愛さなくともいい、
俳優通しで愛してくれればいい。信頼と不信感のバランスがよければいいと思って
いる。一夏をいい関係でいてもらいたい。罵声を飛ばしあいながら、わかり合い
ながら。
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