＠下北沢 本多劇場(2022/11/06-12/04 27ステージ)11/6～12M 公演中止
全指定 前売・当日共8500円 学生割引券5000円
＠兵庫 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール 12/8-11 5ステージ
＠北九州 北九州芸術劇場 中劇場 12/17-18 3ステージ
＠新潟 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場 12/24-25 2ステージ
作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ[ナイロン100℃]
美術：柴田隆弘 照明：関口裕二 音響：水越佳一 音楽：鈴木光介
映像：上田大樹 振付：小野寺修二 衣裳：黒須はな子 ヘアメイク：宮内宏明
演出進行：松倉良子 舞台監督：松下清永、福澤諭志
レコーディング・ミュージシャン：高橋牧(Acco)、長尾朗(Ve)、長尾麻未(Fl)、
日髙和子(Cl, Sax)、伏見蛍(Gt)、向島ゆり子(Vn) 劇中曲歌唱：山田参助
美術助手：御厨阿未 映像助手：大鹿奈穂、石原澄礼、新保瑛加
振付助手：崎山莉奈 宣伝美術：榎本太郎 版画：青木鐵夫
プロデューサー：高橋典子 制作：川上雄一郎、前田彩葉、横井佑輔、仲谷正資、
瀬藤真央子 票券：北里美織子 広報宣伝：米田律子 製作：北牧裕幸
企画・製作：キューブ
出演：
井上芳雄 ：フジオ
緒川たまき：石持波子（故国男の妻）
ともさかりえ：門崎千夏（波子の妹）
萩原聖人 ：門崎文吉（千夏の夫）
三上市朗 ：石持竹男（一男の長男）、権藤
安澤千草 ：石持勝子（竹男の妻）
森準人 ：石持伸男（竹男の息子）
石住昭彦 ：石持一男（波子の義父）、輝彦）
菅原永二 ：縄手万作（文吉先輩）、坊主、甘味処の婆さん
清水葉月 ：縄手やよい（万作の妹）、舟に乗る女性
松尾諭 ：占部新太郎（故国男友人、医師）、沼田の奥さん
富田望生 ：石持富子（波子の娘）、並木（菊地家の女中）
尾方宣久[ＭＯＮＯ]：菊地柿造（故国男の友人）
三宅弘城 ：佐久間一介（故国男の友人）
2022/12/02(金)晴 6:31-10:04PM(1'46/休19/1'26)後方上手 客席満員(350人)
客層：20-30才代女性最多。トイレ待ちがかなり。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。最前Ｃ(Ｂ）列の張り出し。
当日パンフ A4両面。物販。パンフ B5変形 1900円。カーテンコール3回後規制退場。
久々のKERA・MAP上演。
舞台。島の集落。石垣の向こうに海原、半島先に灯台。石垣上下に木造家屋。中央の
石垣は半カットされて屋内外両用。晒した平台に調度品ら都度持ちこみ。
お話。KERA・MAP「キネマと恋人」の梟島（ふくろうじま）再び。晩秋。平和に
慎ましく暮らす未亡人とその妹夫婦。とある日、怪我を負った謎の男が現れる。
小津安二郎映画オマージュ、誰もが誰かを愛し、気遣う普遍的な家族と取り巻く住人を
細やかに描く。シニカル、残酷な描写がない、けど変調と面白、マジックリアリズムは
あるKERA流ウェルメイドプレイ。不穏な気配が兆す中、名声と穏やかな暮らしの
いずれをとるか、過去とこれからの選択への問いを投げかける舞台でもあり。
師走に向かい、良い年を願うラストが本当に沁みる、今に生きる舞台と思うねこ。
役者達を観るのが楽しい、緒川たまきさんは堂々／キューティ両面で存在感。
井上芳雄さんが親近感溢れ、ちゃんと歌ってくれるし。ともさかりえ、三宅弘城の
2人が登場すると別芝居の既視感がどうしてもあり、同じ劇場だし。
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