拙者ムニエル「喰らわせたいの 花椿花子Blowing Up」
＠下北沢 駅前劇場 (1999/10/23-27 10ステージ）
全自由前売り2000当日2300（10/27Mは、前売1500 当日2000）
照明：千田実[CHIDA OFFICE] 照明操作：櫛田晃代 音響：島貫聡+井上尚美
舞台：斎田創+突貫屋 舞台監督：千代田信一
衣裳：拙者ムニエル衣裳班（木村猛志(A.C.T) +吉田奈美子+小林巨和）
小道具：桜井兄妹 造型：椎名教之+山本浩子 宣伝美術：吉井花英+寺部智英
舞台写真：金丸圭 制作：内藤利恵子（ナイロピ)
出演：
岸伸泱 ：花椿花子 （ガングロな山姥ギャル。寿司屋の娘）
伊藤修子 ：百万本バラ子（なぜか花子をつけ狙う、魔性の女）
澤田育子 ：八重桜サキ （レディースのヘッド。恋には純情）
成田さほ子 ：紅生姜ガリ子（レディースの人）
伊奈恵一 ：バラキャットひかる（レディースの人）
小手伸也[inner child]：デッカイナ=デカイナ（声と顔が大きい人。いろいろやる）
千代田信一 ：花子の父（寿司屋）
市川訓塵[Electra OVERDRIVE]：ススム（寿司屋見習い）
山岸拓生 ：岡ちゃん（乗りがいい人。よくわかんない）
加藤啓：サビゾウ/つぼ美（花子を影ながら守る人/女子高生、よくわからない）
村上大樹 ：シャリゾウ（サビゾウの同僚）
寺部智英 ：フチナシ（体操部の人。意外に思われてたりする）
長塚圭史[阿佐ヶ谷スパイダース] ：ナレーション
1999/10/24(日)晴れ 7:10-9:50PM(2'40) 後方より 客席超満員(150人)
客層：20才代中心。男女半々。学生ぽい人多し。
客入れ：前回の取りがたかった当日券にこりて、予約したねこ。階段にきちんと
整列誘導。荷物預かり積極的。中段より前が桟敷、後方4列がボックスベンチと
椅子席。物販なし。
舞台。ややどどめってる、カラフル配色。積み木みたいな。上手にへそな円形
はりだし舞台。背景にアーチを描く開口。順繰りに高さを低くして。下手に鯨の口
みたいな骨組みと歯なすだれ。客席下手に謎の三角錐。
お話。ガングロ女子高生・花椿花子。病の床につきながら、店で寿司を握り続ける
困った執念の父親と会い入れず。寿司屋を次ぐのはいやなの〜。その花子を付け
狙う、妙な力をもった謎のおばさんあり。百万本バラ子、あなたの目的ってなんな
の〜。
面白いねたあり、でも少し飽きたねこ。長丁場の舞台、ほとんどはバラ子の手下
関係と花子を守る忍者一族のコントなバトルに終始。既存の青春ドラマな部活編
、ラブコメ編とかをベースにすっとこどっこいなやり取り。ストーリーは添え物、
枝葉というより接木な場面が沢山。全編ガジェットな舞台。既存ねたを巧く使うのは
いつもながら○。ただ手を変え、品を変えてアレンジすれど、基調は変化なし。
中盤から睡魔憶えたねこ。次回は新趣向と思える処に期待。
役者。加藤、村上さん。余裕あるとんちんかんぶりが楽しい。小手さん。いちいち
目立つ、押し出しの強さ○。
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