青年団 「東京ノート」 横浜美術館10周年記念公演
＠横浜美術館グランドギャラリー (1999/11/20-23 4ステージ）
11/20韓国語字幕あり 21英語字幕あり 22仏語字幕あり
全自由 一般3000 学生2000
作・演出：平田オリザ 美術：杉山至 装置：播間愛子
照明：岩城保＋ZEST、西本彩 制作：松尾洋一郎
後援：フランス大使館 主催：横浜美術館
字幕製作：青年団 翻訳：金京媛（韓国語）コーディ・ポールトン（英語）
ローズ＝マリー・マキノ＝ファイヨール（仏語）
出演：下記
1999/11/23(火祝)晴れ 7:30-9:00PM(1'30) 後方より 客席満員（300人)
客層：20-30才代中心。いつもより幅広い年代層。
客入れ：整理券なし。並んだ順入場。結構長い列となるも、美術館閉館後につき
混乱もなし。受付正面に「東京ノート」の看板、展示会みたい。物販。戯曲、
著作本ほか。客席。１Ｆの広いロビー半分、美術館の２Ｆに至る段々畠状斜面を
舞台に使用。特設の階段状客席は２０人×１４列。前後間隔それなり。空席誘導
あり。最後尾からも出られる配慮あり。
再々演。九州、に続く実際の美術館を舞台に借りた公演。
舞台、会場。グレー御影石？大斜面、段々畠してるとこに展示物。くねったオブジェ
、ワイヤー三角錐（一部に赤玉内蔵）を設置。赤玉は手前、下手停止したエレベータ
ーなどにもあり。中央に２Ｆ回廊への真っ直ぐ階段。上側の人が豆粒のようなパース
ペクティブ。主な舞台となる「ロビー」は手前一段高くなった処。最前列は見上げる
格好。ソファは拡大サイズで３列。手前に「JAN VERMEERTO」と表示器。字幕用？.
客入れ中から「美術館を訪れている人達」がぶらぶらと上下フロアを歩き。照明は
美術館常設光に加え、２Ｆにいくつか設置。天井が高いライブ空間のせいか残響長し。
台詞はマイクで拾ってる？みたい。エコーが被るのがちと辛く、ちと疲れ。
お話。前回Ｒ参照。
見晴らせる場所がいい感じ。劇場より切り取る空間が拡大、よしなしごとな世界を
よりリアルにみせて○。ある人が歩ききて会話して、ぶらぶら去り、遠くで誰かと
会話してたり、の一連がみえるとか。回を重ねる毎、あちこちと痛いものあるねこ。
実家に残っている２人きりの両親、疎遠な兄弟。誰かが逝ってしまうかもしれない
こと。不気味な災禍、事件の連続と、なんか不穏な未来とかとか。とりどり思い起
こさせ、感慨ねこ。
ラスト、義姉妹のにらめっこでの泣き笑い。劇場の関係で２人にフォーカスする
フェイドアウト演出ができず。照明変化なしで即カーテンコールが興なし。残念。
パステル衣装の役者さん点在はなんかきれい。
出演者一覧、添付。
初演 再演 今回
第27回公演 第34回公演
94/5/13-31 25ステ 98/3/13-24 16ステ ＊：前回と違い
こまばアゴラ劇場 ザ・スズナリ
秋山慎也（長男） 足立誠 足立誠 足立誠
登喜子（長男の妻） 関根美季 安部聡子 ＊天明留理子
由美（長女） 松田弘子 松田弘子 松田弘子
祐二（次男） 松尾信彦 小河原康二 小河原康二
好恵（次男の妻） 山村崇子 山村崇子 山村崇子
郁恵（次女） 和田江理子 和田江理子 和田江理子
茂夫（三男） 横田 修 小林智 ＊松井周
平山恵美子（学芸員） 平田陽子 平田陽子 平田陽子
三橋美幸（絵を寄付する人） 辻美奈子 辻美奈子
小野邦子（弁護士） 志摩真実
小野邦男（弁護士） 松井周 ＊大塚洋
斉藤義男（三橋の友人） 大塚秀記 坂本和彦 坂本和彦
串本輝男（学芸員） 志賀廣太郎 志賀廣太郎 志賀廣太郎 木下貴史 山内健司 山内健司 山内健司
野坂晴子 安部聡子 天明留理子 ＊安部聡子 橋爪幹夫 大木透 秋山健一 秋山建一
寺西理香 広瀬由美子 木崎友紀子 木崎友紀子 石田栄介 永井秀樹 永井秀樹 永井秀樹
須田ナオ 高井浩子 山田秀香 山田秀香 水上芙美子（女子大生） 土岐治子 月村丹生 月村丹生
脇田百合子（女子大生） 山田秀香 角舘玲奈 ＊能島瑞穂
丸田幸子 兵藤公美 ――
高梨園子 田村みずほ ――
呉田紀子 川隅奈保子 ―― 美術館の来館者 ―― ―― ＊＊ ＊＊：大木透、角舘玲奈、田村みずほ、小林智、川隅奈保子、兵藤公美、安田まり子
望月志津子、島田曜蔵、岩崎裕司、神原直美、高橋縁、大田宏、斎藤和華子
程山麻里子、古屋隆太、藤原桜子、申瑞季、奥田洋平、大竹直 美術館職員 ―― ―― 岩田奈保子
小林洋平
美術 鬼頭路加 鬼頭路加（プラン）、杉山至
装置 杉山至＋突貫屋 播間愛子
照明 岩城保 岩城保+ZEST、西本彩
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