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 青年団 第62回公演「革命日記」

 @駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2010/5/2-16 19ステージ)
 http://www.komaba-agora.com/
 全自由 前売・予約・当日共 一般3500円 学生・シニア(65歳以上)2500円
 高校生以下1500円

 作・演出:平田オリザ 舞台美術:杉山 至 照明:岩城 保 衣裳:有賀千鶴
 演出助手:鹿島将介、玉田真也 宣伝美術:工藤規雄+村上和子 太田裕子
 宣伝写真:佐藤孝仁 宣伝美術スタイリスト:山口友里 制作:木元太郎
 企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 平成22年度芸術文化形成拠点事業
 出演:

       初演P4    再演・若手公演  今回
     1997/12/12-14   2008/1/30-2/12  2010/5/2-16
       3ステージ   18ステージ    19ステージ
   さいたま芸術劇場(小)  アトリエ春風舎  こまばアゴラ劇場
     上演時間1時間30分  ←        1時間37分

   演出: 安田雅弘   平田オリザ    ←
 舞台美術: 安田雅弘   杉山至      ←
   衣裳: 加納幸和

 出演:
 ・革命家
 増田武雄  山本芳郎   海津忠      ←
 増田典子  内藤千恵子  中村真生     ←
 篠田弘     三村聡
 篠田弘子         佐山和泉     ←
 佐々木茂雄  中野真希   近藤強      ←
 桜井幸彦  志賀廣太郎  桜町元      佐藤誠
 立花由希子  倉品淳子   鄭亜美      ←
 千葉明美    中村優子   長野海      ←
 小坂信夫    山田宏平
 小坂信子         齋藤晴香     ←

・元革命家
 田中晴美    大久保美知子 小林亮子     ←
 田中英夫    小林智    酒井和哉     河村竜也
 
・隣人
 福本ゆかり  水寄真弓   宇田川千珠子   ←
 福本隆   水下きよし
 坂下由美子        大久保亜美    能島瑞穂

・組織のシンパたち
 山際俊樹    広田豹    畑中友仁     ←
 杉本小百合 丸山朋子   福士史麻     ←
 柳田由佳         木引優子     ←

 2010/5/3(月祝)晴 3:00-4:37PM(1'37)中段中央 客席超満員(80人)
 客層:20才代と中年層、総じて大人客席。男性過半数。
 客入れ:集まりが良く、開場時で30ー40人。桟敷1ひな壇に椅子5列。補助椅子追加。
 当日券用に2階バルコニーも開放。折り込みチラシ厚め。パンフ A5 3ページ。挨拶、
 配役、スタッフ、予定。国内次回公演。7/2-18日中韓3カ国語版/青年団版「東京ノート」
 @新国立劇場特設会場(予定)。物販。上演台本など。カーテンコール1回。

 初演は安田雅弘演出、白塗役者が苦悶する、平田オリザ作?な異色舞台。再演は作家
 演出、若手座組で異常な状況をリアルに表現。今回は再演を引き継いでの上演。

 舞台。モデル住宅にありそうなリビング。中央ガラステーブル、ソファ。正面に碁盤
 の目のような収納棚。漱石全集らハードカバー本、多種小物インテリア。マトリュー
 シカや動物人形、大小がリズミカルに列べられたり。

 お話。世界同時革命を唱う集団。作戦会議の夜に障害の数々。

 立体的に描く、組織と個人の問題。特異な設定も、恋人、家族やご近所との関係ら
 日常を重ね、普遍に浮かばせてお見事。平等社会を目指す組織が旧態のヒエラルキーを
 抜け出せないのがピリ辛風刺。とこどこ、リアルっぽく見える造り込み、メリハリ展開が
 あって、飽きずに楽しむねこ。役者は安定、ザ・青年団な舞台を支え。

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