＠池袋 東京芸術劇場シアターイースト(2013/3/14-31 21ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全指定 一般5500円 65歳以上3500円 25歳以下3000円 高校生割引1000円
＠新潟 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 4/13
＠小倉 北九州芸術劇場 中劇場 4/20-21
＠パリ パリ日本文化会館 大ホール 4/25-27
作・演出:松尾スズキ［大人計画］
舞台監督：瀬崎将孝 美術：池田ともゆき
照明：佐藤 啓 音響：藤田赤目 編曲・演奏：久保田さちお
映像：上田大樹(&Fiction!) 衣裳：戸田京子 ヘアメイク：大和田一美
振付：振付家業air:man 演出助手：大堀光威 制作進行：花澤理恵(Little giants)
宣伝美術ディレクション：&Fiction! 宣伝美術デザイン・写真：トリプル・オー
宣伝美術・美術：松本千広(ART BREAKERS) 製作進行：三五さやか、花澤理恵
プロデューサー：高萩宏 企画制作：東京芸術劇場
初演 再演 3演 今回 トム・プロジェクト スズキビリーバーズ 1996/9/3-11 1997/3/28,29 2001/7/6-17 2013/3/14-31 11ステージ 2ステージ 16ステージ 21ステージ ザ・スズナリ リリオホール 本多劇場 芸劇シアターイースト 国内15箇所 大阪、福岡 新潟、北九州、パリ 指定3700円 3000円 4700円 5500円 1時間45分 1時間35分 1時間50分 2時間
美術： 加藤ちか ← 島次郎 池田ともゆき 衣裳： 横田さやか ← 戸田京子 ← 出演： サチコ 加藤直美 丸山昌子 宝生舞 鈴木 杏 ミチオ 有薗芳記 ← 阿部サダヲ 少路勇介 アキトシ 加地竜也 久留蝶丸 松尾スズキ オクイシュージ ケイコ 片桐はいり ← ← 峯村リエ
2013/03/16(土)晴 2:03-6:03PM(2'00)最前方中央 客席満員(250人)
客層：20-30才代男女とおじさん。男女半々。
客入れ：最前B列。折り込みチラシ極厚、落とさないよう要注意。パンフ B5 3ページ
挨拶、プロフィール。物販。公演関係なし。 カーテンコール1回 名残が続くも
2回目はなし。
3演の時ほぼ完成をみたな、という思いのまま忘れていた(パンフ文）という
松尾スズキ30才代作品。芸劇の声かけでキャスト刷新再演。
舞台。回って内を見せるプレハブ小屋。棚に腐ったような漫画雑誌、サイケな壁
ペイント、エロいピンナップ、隙間にあるＡＶ機器。グラインダーをつけた作業台
が下手、蒲団が上手。袖側にトイレ。プロジェクションマッピングで歯車装置投影。
お話。女工である嫁を弟に強姦された工場主である兄は、許すまじと弟を監禁。
そこに女工の学校時代担当・体育教師が入社、兄は初大卒社員と浮かれるが
この女、剛の者で歯が立たない。
21世紀になっても、このブラックコメディの傑作を松尾演出で見られるとは、嬉しい
かぎりねこ。調子乗りすぎのバイオレンス、殺しても生き返り、アクロバティックに
セクロスと、アッパーなシーン続々。ギャグめかしまくる台詞は初演当時そのままで
グロテスクも楽天的な面白さに溢れ。大人計画へ初恋の思いが蘇る心地するねこ。
今キャスト、歴代に負けず劣らず強力。彼岸の彼方にあった感がこっち側に来て、
より肉迫な印象あり。ナイロンでは愉快な阿呆役だったりの峯村リエだけど、堂々と
アマゾネス。肉付きのいい長躯の身体を活かして、カッコイイ。なんでもやっちゃう
鈴木 杏の女優魂。猛っても冷静な少路勇介。本気でバカサイドにいける踏み外しぶり
がいい、オクイシュージ。
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